平成24年11月研修『実務実習成果発表会』
研修担当の高橋です。
水戸薬局では6年制の薬学生の実務実習について初年度から継続して受け入れています。
その実習の集大成として、11週間という期間を通して特に興味のあるテーマを学生が掘り下げて調べ、所属店舗以外のスタッフも含めた場で発表するのが恒例となっています。
今回は3名の実習生が発表してくれました。
学生が選定するテーマは社内スタッフにとっては日常的な業務であることもありますが、掘り下げて考えたことはなかったテーマも多くあり、発表を聞いていると新しい発見が見つかることも多々あります。
また、医療従事者という立場から距離を置いた視点で考えるのはそうならないように意識していてもベテランであればあるほど難しくなっていきますし、日常として捉えている業務に改めて疑問を持つ姿勢を見ると襟が正されます。
学生にとっても約40名の前で発表をするという経験は今後活躍の場で活かされると思いますし、実習をより思い出深いものとして印象付けるイベントになっているはずです。
実習を経験して少しでも薬局の業務の楽しさを知ってもらえればこれ以上嬉しいことはありません。
近い将来、無事国家試験に合格して社会に羽ばたいていく日を楽しみにしています。