平成28年6月社内研修『訪問薬剤管理指導・居宅療養管理指導の流れ(入門編)』
6月社内研修開催
「訪問薬剤管理指導・居宅療養管理指導の流れ(入門編)」について
6月21日(火)・27(月)
首都圏をはじめとする都市部の高齢化が進み、現在「自宅での療養・介護」を希望される方が急増している中、患者様が住み慣れた環境で安全・安心して過ごせるように、連携する各業種との協力が必要不可欠となります。
今回は、在宅医療を進めるための具体的な流れ、薬剤師の役割について学ぶことが出来ました。
すでに在宅医療に携わっているスタッフにとっては、業務の再確認と発見があり、これから従事するスタッフにはより一層の理解が出来る研修となりました。
今後の在宅医療に必ず役立つはずです。
第10回日本緩和医療薬学会年会へ参加
第10回日本緩和医療薬学会年会
大会テーマ:「JI-RI-TSU ~緩和医療薬学の持続可能性を探る」
会場:アクトシティ浜松コングレスセンター
会期:平成28年6月3日(金)~5日(日)
恒例の大会に今年も参加してきました。
平成28年3月社内研修『平成28年調剤報酬改定』について
3月社内研修会開催
日医工株式会社のご担当者様より、「平成28年調剤報酬改定」についてご講演いただきました。
3月19日(土)・23(水)
本年の調剤報酬改定は、これからの薬局・薬剤師のあり方が具体的に示される事となりました。私たちは薬剤師としての専門性を生かし、地域に密着した医療チームの一員として積極的に活動範囲を広げていくことが、責務となっていく事でしょう。
今回の研修内容をしっかりと理解し、「かかりつけ薬剤師」「かかりつけ薬局」を、目指していきたいと思います。
平成27年12月社内研修『OTC医薬品』について
12月社内研修開催
エーザイ株式会社のMR担当者様より、『OTC医薬品』についてご講演いただきました。
12月21日(月)・25日(金)
『OTC医薬品』とは、一般的に「大衆薬」あるいは「市販薬」と呼ばれており、医師による処方せんなしで購入できるお薬のことです。
水戸薬局では、薬剤師または登録販売者による販売を行っております。
私たちは商品の知識を深め、お薬を服用される方に適切な情報を提供しなければいけません。
今回の研修では、調剤薬局がOTC医薬品を販売するにあたり、お客様のニーズに合わせた商品の選択、見やすさ、ケガがない店舗構造、相談しやすい環境について学びました。
今後、それぞれの店舗でその成果を発揮していきたいと思います。
平成27年12月社内研修『認知症サポート養成講座』
12月社内研修開催
高齢者総合相談センター高砂の社会福祉士であられるご担当者様より、「認知症サポート養成講座」のご講演をいただきました。
12月19日(土)・1月16日(土)
認知症高齢者の数は2012年時点で全国に約462万人と推計されており、2025年には700万人を超えるのではないかと言われています。国としても認知症施策を加速するために、政府一丸となって生活全体を支えるような、新たな取り組みも始まっています。
認知症は誰にでも起こりうる身近な脳の疾患です。
認知症になってもご本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域で穏やかな日常生活を過ごせるように、私たちは今回の講習で、認知症についての正しい理解と認知症の方や支える家族への応援(サポート)について学びました。
「どうされましたか?」「なにかお手伝いできることはありますか?」と、ひとこと掛けることでご本人様は安心するそうです。
水戸薬局は地域のサポート薬局として、今後もひとりひとりの小さな活動を積極的に広げていきたいと考えております。
第48回日本薬剤師会学術大会へ参加
第48回 日本薬剤師会学術大会
「噴き上がれ!湧き上がれ!私たちの熱き思い
~地域に求められる薬剤師として~」
会期:2015年11月22日(日)~23日(月・祝)
会場:鹿児島市民文化ホール・宝山ホール・鴨池ドームほか
今年も学術大会に参加してまいりました。
当薬局の薬剤師も演者として、登壇致しました。
「効能からみた点眼剤使用の実態調査」
一定期間に処方された点眼剤を効能別に分類し、年齢、性別、併用について実態調査を行いました。
その結果、年齢に応じた処方される治療薬剤の傾向と、性別比較では何れの点眼剤とも女性の使用割合が高い事が分かりました。
調査をとおして、今まで漠然的に捉えていた患者様の生活環境、使用実態等をより一層明確にすることが出来ました。今後、薬剤師として患者様のアドヒアランスへの助力に努めていきたいと考えております。
平成27年10月社内研修『輸液機材について』
10月社内研修会開催
テルモ株式会社のご担当者様より、「輸液機材について」ご講演いただきました。
10月13日(火)・19日(月)
在宅医療を受けている患者様の中には、諸種の原因によって経口からの栄養確保が困難な方がいらっしゃいます。このような患者様にとって、経管からの栄養確保は必須となり、多くの方が高カロリー輸液剤を使用しています。
今回の研修では、高カロリー輸液の成分についてはもちろんの事、輸液をセットする機材の使用方法、注意事項、安全面を考慮した工夫について直接触れながら学びました。
私たちが医療の現場で実際に輸液機材をセットすることはありませんが、在宅における連携医療の中では、必要な知識だと考えております。
患者様の容体や取りまく環境によって、処方される高カロリー輸液は異なりますが、患者様のお世話をされている方が安心して使用・保管できるように、学んだことを生かしていきたいと思います。
第9回日本緩和医療薬学会年会へ参加
第9回 日本緩和医療薬学会年会
「ステップ.アップ緩和医療 ~多様な緩和ケアとチーム活性・連携力の醸成~」
会期:2015年10月2日(金)~4日(日)
会場:パシフィコ横浜・会議センター
今年も緩和医療薬学会に参加してきました。
「薬剤師がターミナル期の患者様にどのようにかかわるのか?」と、いうことを改めて考える貴重な時間でした。
平成26年2月研修『健康食品とサプリメントについて』
研修担当の高橋です。
2月の研修は(株)ルンル、(株)分子生理化学研究所のご担当者様よりサプリメントに関わる薬剤師についてご講演いただきました。
サプリメントは主に通販やドラッグストアで購入するというイメージが浸透していますが、購入者に実際に行われたアンケートではサプリメントについては薬剤師に相談したいという意見が多く、「薬剤師=薬」ではなく、「薬剤師=健康づくりのパートナー」という役割が求められています。
複数の医療機関からの処方を1つの薬局が応需する「かかりつけ薬局」と同じように、健康食品やサプリメントについても、薬局が介入することで相互作用による治療効果の悪影響を防ぐだけでなく、治療効果の最大化や患者さまのセルフメディケーションを手助けすることができます。
私自身健康食品やサプリメントに対しては懐疑的な思いを抱く部分もありましたが、多くの製造業者が素材の品質や剤形による吸収率の違いなどを考慮しながら生産を行っていることを知りました。
患者さま自身がサプリメントを活用し健康意識を高める過程に薬剤師が存在することで、これからの医療に可能性を感じることができました。
今後も薬を中心としたアプローチではなく、健康食品やサプリメントを含めた患者さま自身の生活に対してよりアプローチしていきたいと思います。
平成25年12月研修『接遇、アンガーマネジメントについて』
研修担当の高橋です。
今月は杏林製薬株式会社のMR担当者様より、接遇の重要性とアンガーマネジメントについてご講演いただきました。
「薬局はサービス業である」と言われて久しいですが、医療機関においては体調の優れない方が多く訪れる場所であるため、そこで提供すべきサービスは他の業種と比べ特殊な対応が必要であると言われています。
また、薬局で勤務するスタッフは常に緊張感や集中力が必要とされるため、混雑時などは特に1つのミスで平常心を失うことも多くなりがちです。
今回学んだアンガーマネジメントとは、怒りのエネルギーを前向きな方向に変えるための考え方であり、怒りの状態にある患者さまへの対応を適切に行うだけでなく、スタッフ間のコミュニケーションや自己管理においても非常に有効なものです。
これからインフルエンザ等の感染症でつらい状態の患者さまが増え、混雑でピリピリとした空気になりやすい時期なので、今回の知識を行動に移してより穏やかに過ごせる空間を作っていきたいと思います。